「カウンセリングしらいし」のホームページでは様々な心理学者と提唱された心理用語などを紹介しておりますが、あまりにもその数が多いためにわかりやすい一覧表示ができるページを作成いたしました。
ご参考になれば幸いです。
もくじ
差異心理学
差異心理学とは、個人や集団の間に存在する差(性差・民族差など含む)について研究し、個性や文化的特質を解明しようとする学問です。
ハンス・J・アイゼンク「アイゼンクの人格モデル」「天才と狂気」
レイモンド・キャッテル「流動性知能と結晶性知能」「性格特性論と16因子質問紙」
発達心理学
発達心理学とは、精神の発達や愛着などに関しての傾向と法則性を研究する心理学の分野です。
サイモン・バロン=コーエン「男脳とマインド・ブラインドネス」
メアリー・エインズワース「ストレンジ・シチュエーション法と3つの愛着タイプ」
ジョン・ボウルヴィ「マターナル・デプリベーション(母性的養育の剥奪)と愛着理論」
エリク・エリクソンと「心理社会的発達理論」「アイデンティティ」
社会心理学
社会心理学とは、社会及び集団と個人との関係性による心理的影響を研究していく心理学の分野です。
フィリップ・ジンバルドー「スタンフォード監獄実験とルシファー効果」
セルジュ・モスコヴィッシと「社会的表象と共通感覚(コモンセンス)」
ジャネット・テイラー・スペンスと「女性の評価(ジェンダー研究)」
認知心理学
認知心理学とは、それまでの精神分析と行動主義とは異なる第3の大きな心理学として発展し、人間の認知や解釈に注目した学問であり、現在最も主流な技法「認知行動療法(CBT)」を育んだ心理学の分野です。
ポール・サルコフスキス「強迫性障害(OCD)と認知行動療法(CBT)」
ジョン・カバット=ジンと「マインドフルネス瞑想」「MBSR」「MBCT」
マーティン・セリグマンと「3つの幸福な人生」「学習性無力感」
ダニエル・カーネマンと「プロスペクト理論」「ヒューリスティック」
アーロン・ベックと「認知療法」「ベック抑うつ尺度(BDI)」
ヴォルフガング・ケーラーと「本能による洞察学習」「ブーバ・キキ効果」
様々な心理療法とその理論
心理学には多種多様な技法と療法、それを構築する理論があります。
アブラハム・マズローと「人間性心理学」「自己実現理論(欲求段階説)」
カール・ロジャースと「クライエント(来談者)中心療法」「ベーシック・エンカウンター・グループ」
エーリッヒ・フロムと「自分を誕生させる能力と愛」「Frommの性格類型」
ドナルド・ウィニコットと「攻撃性と発達」「憎しみへの寛容性」「母性的没頭とほどよい母親」「独りでいられる能力と移行」
メラニー・クラインと「生の衝動と死の衝動の葛藤」「対象関係論」
アルフレッド・アドラーと「劣等コンプレックス」「個人心理学」
ジークムント・フロイトと「無意識」「自由連想法」「自我・エス・超自我」
行動主義心理学
それまでの哲学的な心理学から客観的に観察できる「行動」を科学的に検証していく心理学の分野です。
エドワード・トールマンと「潜在的学習」「サイン・ゲシュタルト説 」
ジョン・B・ワトソンと「恐怖条件付け」「子育て論」「行動主義」
エドワード・ソーンダイクと「試行錯誤」「S–R連合学習」「ハロー効果」
哲学的ルーツのある心理学
精神と身体を分離し、心理学が誕生しましたが、それよりも以前から哲学が探求を行ってきました。
アルフレッド・ビネーと「ビネーシモン式知能検査」「田中ビネー知能検査法」
ヘルマン・エビングハウスと「記憶と忘却曲線」「エビングハウス錯視」
ウィリアム・ジェイムズと「意識研究」「情動理論」「プラグマティズム」
エミール・クレペリンと「早発性痴呆と躁うつ病」「生物学的還元主義」「内田クレペリン検査」「作業興奮」
ジャン=マルタン・シャルコーと「ヒステリー」「支配:被支配関係」
ゼーレン・キルケゴールと「絶望」「真の自分」「主観的な真理(理念)」
記事監修
公認心理師 白石
「皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思っています」