過去の心理学者・臨床家・研究者の人物像や提唱された内容から今に学べることは多くあります。

ここではエレノア・E・マコービィ「フェミニスト心理学」について書いていきたいと思います。

エレノア・E・マコービィについて


エレノア・E・マコービィ

エレノア・E・マコービィ(Eleanor E.Maccoby)は、1917年ワシントン州タコマでビジネスをする父と歌手をしている母の間に4人娘の次女として生まれました。

彼女の家族は東洋の思想や宗教、占星術に興味を持つベジタリアンでした。

ワシントン大学で学位を取得し、ミシガン大学で実験心理学の修士号と博士号を取得し、B.F.スキナーの元で働きます。

プライベートでは、ワシントン大学で出会ったネイサン・マコービィと1938年に結婚し、彼らは3人の養子を子供にしています。

ハーヴァード大学へ移り、子供の養育の実践に関わる研究を行い、スタンフォード大学ではフェミニズム運動で有名なキャロル・ジャックリンと出会い、男女間の不平等に関する研究を行っていきます。

アメリカ心理学財団やアメリカ心理学協会などから数々の賞を受賞し、ジェンダーと発達心理学に大きな貢献をしています。

主著には、

1966年「性差の発達」
1974年「性差の心理学」
1996年「離婚後の青年」

などがあります。

フェミニスト心理学


男と女のステレオタイプな見解が一般的であった時代にエレノアはその差異について研究していきました。

女の子は努力をして、関心を持ち、より良い作業習慣を会得するため学校では「男の子より評価が高い」と研究により明らかになったようです。

大人であっても男性は自己中心的な性質があり、女性はより社会的性質があるため、女性の方が他者の情動も視野ができると語っています。

要するに女性の方が「大人」であるということです。

今まで続いてきた男尊女卑も女性の優れた能力への無意識的な危機感がそうさせてきたのではないかとエレノアは言っています。

このような主張は「フェミニスト心理学」とも呼ばれ、現代に続く女性の地位向上と機会の均等に力強く尽力しています。

参考文献

心理学大図鑑 キャサリン・コーリンほか

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