心理学者・臨床家・研究者の人物像や提唱された内容から今に学べることは多くあります。

ここではノーム・チョムスキーと「生得主義と生成文法理論」について書いていきたいと思います。

ノーム・チョムスキーについて


エイブラム・ノーム・チョムスキー

エイブラム・ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky)は、1928年ペンシルバニア州フィラデルフィアのウクライナ系ユダヤ人移民の家庭に生まれます。

ペンシルべニア大学で哲学と言語学を学び、博士号まで取得します。

プライベートでは幼馴染のキャロル・シャッツと1949年に結婚し、3人の子供を授かり、癌で亡くなるまで59年連れ添いました。

1955年にマサチューセッツ工科大学に迎えられ、教壇に立ち、多くの著書を書き上げていきます。

現代言語学の父と呼ばれながら、哲学者でもあり、認知科学者でもあり、社会や政治に対しても多くの著書を残しています。

特に戦争の反対や自由を脅かすものへの抵抗と批判をおこなってきた人物です。

主著には、

1957年「文法の構造」
1965年「デカルト派言語学」
1968年「言語と精神」

などがあります。

生得主義と生成文法理論


チョムスキーによると子供の言語の産出力や創造性、革新性はオペラント条件付けなどの従来の学説では説明がつかないと主張します。

そしてチョムスキーは、この能力は生まれつき備わっているとする「生得主義」を主張しました。

これは身体器官と同じように言語器官も成長していくという考え方です。

子供は親の都合で母国が異なっていてもその現地の言葉を覚えることができます。

その言語を獲得する能力を「言語獲得装置(LAD)」とチョムスキーは呼び、普遍文法を生得的に持っていると考える「生成文法理論」を提唱しました。

人間は言語によって有限の脳の中に無限の力を獲得することが出来るようになった。

エイブラム・ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky)

参考文献

心理学大図鑑 キャサリン・コーリンほか

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