過去の心理学者・臨床家・研究者の人物像や提唱された内容から今に学べることは多くあります。

ここではジョージ・アーミテージ・ミラーと「マジカルナンバー7±2」について書いていきたいと思います。

ジョージ・アーミテージ・ミラーについて


ジョージ・アーミテージ・ミラー

ジョージ・アーミテージ・ミラー(George Armitage Miller)は1920年アメリカのチャールストンに生まれます。

1941年に発話心理学の修士号を取得し、アラバマ大学を卒業し、スタンレー・スティーヴンスの心理聴覚研究所でブルーナーやオルポートとともに研究を行います。

この時期は第二次世界対戦中であったためラジオ妨害などの軍事上の研究開発への協力を要請されていました。

ミラーはマサチューセッツ工科大学(MIT)やハーヴァード大学、ロックフェラー大学などで教壇に立ち、1960年にはハーヴァード認知研究センターの創設に関わります。

アメリカ心理学会の会長に選任され、1991年にはアメリカ国家科学賞を受賞しています。

短期記憶における記憶容量が「7±2」であることを発見し、認知心理学に多大な功績を挙げています。

主著には、

1951年「言語とコミュニケーション」
1956年「マジカルナンバー7プラスマイナス2」
1960年「プランと行動の構造」(ギャランターとプリブラムトの共著)

などがあります。

マジカルナンバー7±2


日常的な対象を一度覚えて直後に想起することができる短期記憶の記憶容量は7つ前後(個人差により±2)しか覚えられないとミラーは研究により発見しました。

「マジカルナンバー7±2」と言われるものです。

ここで重要なのが「チャンク」という概念です。

チャンクとは、いくつかの情報をまとめた塊のことであり、まとめることで記憶の容量の限界を突破することができます。

Watashimyyouanatayourkarehe

このアルファベッドの文字列を覚えるとなると全て覚えるのはなかなか難しいものです。

しかしこれをチャンク化して覚えていくと、

Watashi my you anata your kare he

となります。

これだと覚えやすく想起しやすくなり、もっと多くの単語を覚えることができる可能性があります。

情報の小片「ビット」をチャンク化していくことで私たちのワーキングメモリー(作業記憶)が向上していきます。

参考文献

心理学大図鑑 キャサリン・コーリンほか

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