過去の心理学者・臨床家・研究者の人物像や提唱された内容から今に学べることは多くあります。

ここではエリザベス・ロフタスと「虚偽記憶」について書いていきたいと思います。

エリザベス・ロフタスについて


エリザベス・ロフタス(Elizabeth F. Loftus)

エリザベス・ロフタス(Elizabeth F. Loftus)は1944年アメリカのロサンゼルスに生まれ、高校の数学教師を目指すためカリフォルニア大学で学士号を取得します。

心理学においてはスタンフォード大学で修士号と博士号を取得し、記憶の研究に関心を持ち、研究を行っていきます。

プライベートでは、ジェフリー・ロフタスと結婚しますが、のちに離婚しています。

ワシントン大学で29年間教壇に立ち、20世紀の最も重要な科学者部門で最高ランクの女性として評価されています。

研究の成果を司法の場で反映し、裁判に参加することも多い心理学者としても有名です。

主著には、

1979年「目撃者の証言」
1994年「抑圧された記憶の神話」キャサリン・ケッチャム共著

などがあります。

虚偽記憶(変容による誤った記憶)


ジークムント・フロイトが提唱したものとして、受け入れ難い思想や衝動を自覚できない無意識の領域で隔離する「抑圧」という概念があります。

ロフタスはその抑圧された記憶が思い出される過程に関して懐疑的な見解を示します。

記憶を思い出す時の正確性について実験と研究を行い、思い出すように指示される言葉遣いや質問の方向性、誘導で記憶が思い出される内容に変化あ起こることに気づきます。

要するにのちに与えられた情報によって記憶が変わってしまうということであり、特に裁判の目撃証言などでは重大な誤りになってしまいかねません。

正確に記憶できているか?という問題と正確に思い出せるか?(色をつけずに、感情を加算せずに)ということは非常に難しいということを証明しました。

私たちの記憶は質問によって、思い出したい方向によって変化しやすい傾向があるということを知っておくことで今に役立つことがあるかもしれません。

彼女の有名な言葉を紹介します。

私たちが心の底から信じていることが必ずしも真実だとは限らない

エリザベス・ロフタス

参考文献

心理学大図鑑 キャサリン・コーリンほか著

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