対面にて行うことが多いカウンセリングですが、現在では電話やオンラインを通じてカウンセリングを受けることも普通になってきています。

カウンセラーや心理士(師)によっては行っている方もいれば、電話やオンラインでは行わないとする方針を持っている方もいます。

ここでは近年増えてきている「電話カウンセリング」について相談との違い、対面カウンセリングとの違いなどを踏まえて、説明していきたいと思います。

カウンセリングと相談って何が違うの?


電話カウンセリングがどのようなものかを知るためには「カウンセリング」と「相談」の違いを知っておくと良いかもしれません。

「相談」を辞書で調べると、

[名](スル)問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。また、その話し合い。「相談がまとまる」「相談に乗る」「友人に相談する」「身の上相談」

デジタル大辞泉(小学館)

とあります。

話し合いを行ったり、他人の意見を聞いたり、アドバイスや助言をもらうために「相談」がされるということです。

カウンセリングもそのような内容を含みますが、来談者中心療法という相談者(以下クライエント)を中心としたカウンセリングでは、傾聴、共感的理解などを通してより深く当人の立場に共鳴していきます。

カウンセリングにも様々な種類があり、アドバイスや助言を行う「指示的カウンセリング」、来談者中心療法のような「非指示的カウンセリング」、それらを合わせて適応的に使う「折衷的カウンセリング」などがあります。

相談にもカウンセリングにも種類や相談される先によって異なることも多いですが、心理カウンセリングには多くの知識と研鑽、臨床経験、倫理規定、守秘義務が必要となります。

そのため相談されるクライエントのプライバシーや秘匿性が守られながら、自分の心の内を話し、理解・共感され、当人の目的に至るように協同していくのがカウンセリングと言えます。

相談もカウンセリングも心理的側面以外の物理的な側面もアプローチを行いますが、相談よりもクライエントの心理的側面をより深くテーマとしたり、問題への直面化を行うことが多いのがカウンセリングとも言えます。

クライエントが直面化したくない状況でも寄り添ったり、一時的に対立関係になりながらも、そういった状況も受け入れ、肯定的に進めていく姿勢はカウンセリングならではだと思います

より詳しく「カウンセリング」について知りたい方は、以下の記事をお読みください。

カウンセリングとは何か?

電話カウンセリングとは?


近年、カウンセリングが電話やオンラインで簡単に受けられるようになってきています。

自宅や安心できる場所でいつでも受けられるという利便性が非常に高い特徴があります。

カウンセリングルームや相談室に行く時間と手間、お金が省けるということです。

特に自分が受けてみたいカウンセラーや心理士(師)のカウンセリングが遠方の場合、費用も時間も非常に多くの負担となります。

またコロナ禍などにおいては、感染リスクも考えなければならず、電話やオンラインを通してカウンセリングを行うニーズが高まっております。

しかし対面でカウンセリングを行いたいクライエントもいらっしゃいますので、人によって好みが異なるかもしれません。

お互いの顔や姿を観ながら行いたいという場合でもスカイプやLINEなどのオンラインでの動画通話を行うことにより対面に近い形でカウンセリングを受けることができます。

ただ通信状態が悪い地域で行いますと、通信障害がストレスとなって良いカウンセリングが行いにくくなるため、通信環境が良いところで行うことが大切です。

電話カウンセリングのメリットとデメリット


次に「電話カウンセリング」と相談室やカウンセリングルームでの「対面カウンセリング」でのメリット・デメリットを挙げてみます。

「電話カウンセリング」のメリットとして

・自分の好きな場所で行える
・会いに行かなくてもできる
・移動に伴う時間、手間、費用が発生しない
・秘匿性が高い
・周囲に知られずに気軽にできる
・即時性が高いこともある(今すぐにカウンセリングが行えるなど)
・コロナウイルスの感染リスクは皆無

などがあります。

デメリットとして、

・相手の顔や仕草が見れない
・相談室やカウンセリングルームに行けない(行きたい方にとって)
・支払いが振込やクレジット決済になることが多い

などがあります。

相手の顔や仕草が見れない状況は、スカイプやLINEなどのオンラインでの動画通話を行うことによりある程度解決できます。

一方「対面カウンセリング」のメリットには、

・相手の顔や仕草が見れ、雰囲気を感じられる
・相談室やカウンセリングルームに行ける(行きたい方にとって)
・支払いが現金で払える
・ボードや書面での説明ができる
・心理検査などが行えるところもある

などがあります。

デメリットとして、

・その場所へ行かなくてはならない
・移動に伴う時間、手間、費用が発生する
・即時性は低いこともある(伺っても来談中など)
・移動などでコロナ感染リスクが多少ある可能性
・対面が苦手な方にとって少しハードルがある

などがあります。

このように比較していくと見えてくるものもありますが、単純に比較できないこともあります。

それはクライエントの好みです。

対面が好きな方は対面で行うことが望ましく、電話でのセッションが好きな方は電話のほうが好ましい可能性が高くなる傾向があります。

またカウンセラーや心理士(師)側が得意とする形式によって発揮されるものが異なる可能性もあります。

基本的には、電話という声から伝わる情報をもとに行う電話カウンセリングには、高度な技術や経験が必要と言えるかもしれません。

そのため行っている方もいれば、行っていない方もいます。

電話で行うと「愛着」「執着」「依存」などの問題がカウンセラーとクライエントに起こりにくいためカウンセリングがスムーズに行え、カウンセリングが終了するときにもクライエントが上手く終了できやすい傾向があるという臨床家の声があります。

また対面しなければカウンセリングとして基本的な情報を捉えられず、適切なカウンセリングができないという先生もいます。

このようにクライエント側もカウンセラー側も好みや信念、経験、技法などが異なります。

当カウンセリングでは、現在のところコロナ禍の問題もあり、電話やオンラインを通じてカウンセリングを行っているため、少し色が付いた説明になっているかもしれませんが、電話と対面がどちらが優れているという安直な発想ではなく、それぞれメリットとデメリットがあるという前提で、当事者の方が判断されることが望ましいと思っております。

さまざまな状況を照らし合わせて、自分にとって最適な相談先を選ぶことが大切です。

電話カウンセリングであると良いもの


電話カウンセリングでは、電話機を使います。

電話機を耳に当てて長時間話すことは、疲れてしまい、それがストレスとなって良いカウンセリングができなくなることもあります。(それが良いという方は除く)

そのためマイク機能付きのイヤホンやヘッドセットがあると便利です。

IPHONEなどでは最初から備品で付いているので大丈夫ですが、持っていない方はAMAZONなどで自分の携帯に合ったものを買われると良いと思います。

スピーカー機能で行うこともできますが、口からの距離が遠いと声が小さくなる傾向がありますので、その機能で行う場合は相互に聞こえているかをチェックする必要があります。

カウンセラーの声が聞こえにくい、雑音が入る、風の音がすごいといった問題やストレスを感じたら直接カウンセラーにお伝えいただくことが大切です。※風の強い場所でのカウンセリングは強い雑音になることが多いものです。

両手が空いて通話できる状態であれば、メモを取ったりすることもできます。

その場合、紙とペンをご用意されているといいと思います。

録音されたい方は、その旨をカウンセラーに伝えておくと良いと思います。

■電話カウンセリングであると良いもの

・安定的な通信環境
・マイク機能付きイヤホン・ヘッドホン
・紙とペン

相談されるクライエントが安心して話せることはとても大切ですので、安心して話せる場所や時間で行うことが理想とされます。

お子さんがおられる場合、家族や親戚の方に預かってもらえるのであれば協力してもらうといいですね。

しかしそれができない状況であれば、カウンセラーに説明をすれば、何らかの形で配慮がされながらカウンセリングができると思います。

カウンセリングしらいし


当カウンセリングでは臨床経験1万件以上と表記していますが、そのうち6割ぐらいは電話カウンセリングにて行ってきました。

相談される方は他県の方が非常に多く、わざわざ新幹線や飛行機で来られる方もいましたが、多くの方は電話やオンラインでのセッションを行ってきました。

毎日約20人のカウンセリングを行うなど、日々鍛えられ、電話やオンラインでのカウンセリング経験が豊富になりました。(その節ご利用いただいた方には感謝です)

対面には対面の良さがありますが、電話でも十分にカウンセリングの良さや効果を期待できるように研鑽してきましたので、ご興味ある方はお問い合わせください。

カウンセリングにかかる電話の通話料はこちら持ちですので通話料自体は無料になります。

オンラインでのカウンセリングでは双方にいつも使われているような通信費がかかりますのでご注意ください。(今はデータ使用量で考えるといいかもしれません)

お子様や赤ちゃんをあやしながらのカウンセリングも多く経験しているので、心配ありません。


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記事監修
公認心理師 白石

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