認知バイアス(英語:cognitive bias)とは、「思い込み」「偏見」「先入観」「記憶の誤り」といった「認知の偏り」であり、しばしば事実を歪めてしまう要因になります。

認知バイアスは、知覚した刺激(情報)を無意識下で解釈する段階で自動的に起こり易い「偏り」であり、癖になっている場合も多く、なかなか自分では自覚しにくいこともあります。

無自覚で無意識的に行っている場合が多く、意識的に注意を払うことで自覚することができるようになるのが特徴的です。

この記事では、自覚的に気づきが得られるようにさまざまな種類の認知バイアスを紹介しております。

確証バイアス


確証バイアス(英語:confirmation bias)とは、自分に都合の良い情報や自分の信念・仮説を裏付ける情報ばかりを集積して、自分の意見に反する情報(反証)を集めようとしない認知バイアスです。

  • 自分の考えや仮説の誤りに気づきにくくなる
  • 自分の考えや仮説が正しいと思いすぎてしまう
  • 小さな失敗に気づきにくく、大きな失敗につながりやすい
  • 稀にしか起こらない確率でも過大評価してしまう
  • 自信過剰にさせる
  • 事実や証拠を無視してしまう

などの特徴があります。

自分と同じような意見を持つ人を好み、自分と異なる意見を持つ人を嫌う傾向が強くなります。

近年よく見られるソーシャルメディアなどでのアルゴリズムを利用した最新機能によって反対意見のWEBを見る機会が減り、確証バイアスが増幅されやすくなります。

反証も自分のためになるという理解が必要ですね

真実性錯覚効果


真実性錯覚効果(英語:illusion truth effect)とは、くり返し見たり聴いたりしていくうちに真実だと信じ、それを擁護しようとする認知バイアスです。

脳は学んだことをもとにして現実をとらえるため、馴染みがあるものに真実性を付加させる特徴があります。

何度も会っているうちに親近感や好感が持てるようになる場合は、「単純接触効果(英語:Mere exposure effect)」といいます。

根本的な帰属の誤り


「根本的な帰属の誤り(英語:Fundamental attribution error)」とは、個人の行動を説明・評価する場合に、個人の性格や気質など内的要因を重視し、状況要因を軽視してしまう認知バイアスです。

「基本的な帰属のエラー」「基本的な帰属の錯誤」「対応バイアス(Daniel Gilbertらによる)」とも呼ばれます。

Malcom Gladwellによる定義付けとして「測定された特徴から無関係な特徴への外挿である」とされています。

  • 遅刻する人はだらしない性格
  • こういう仕事をしているということは性格が悪いはず
  • 失礼な人だからあのような問題を起こしたんだ
  • ○○な性格だからこうなったんだよ
  • この国の人はこういう性格だから

といった認識してしまうような認知バイアスです。

一度形成された根本的な帰属の誤りは、修正されにくい特徴があります。

勝手に性格と結びつける癖があることを知ろう

感情バイアス


感情バイアス(英語:Emotional bias)とは、自分が心地良くなる事柄を信じ、自分にとって好ましくない事柄や厳しい事柄は受け入れようとしない傾向を持つ認知バイアスです。

個人の欲望による影響や恐怖対象による影響が深く関係していますので過度に楽天的結論や悲観的結論に結びつきやすくしてしまう傾向があります。

心理的な勉強をしていく中であったり、カウンセリングや心理療法を受ける中で注意が必要なバイアスであったりします。

焦っているときやストレスが溜まっているときはこの「感情バイアス」がでやすくなります

確実性効果


確実性効果(英語:Certainty effect)とは、不確実なものよりも確実なものを好む認知バイアスです。

プロスペクト理論の一つです。

100%だけではなく0%も含む確率の極端な数値に感応度が高くなります。

認知的不協和


認知的不協和(英語: cognitive dissonance)とは、矛盾する認知において、自分に不都合な認知を変えて、正当化しようとする認知バイアスです。

不協和を解消するために認知の定義を変えたり、新たな認知を加えたり、過小評価したり、自分の態度や行動を変化させたりします。

タバコは体に悪いのはわかっているけど吸っているといった場合、「喫煙者でも病気をせずに長寿な人がいる」「ストレス解消になって健康的でもある」といった認知を加えたりすることで認知的不協和を解消しようとします。

ようするに「つじつま合わせ」をしている時に起きている現象です。

  • 多くの労力が費やされてそれを否定したくないとき
  • 変化させたくないとき(肯定し続けたいとき)
  • 自分の失敗が認められないとき
  • 自分の考えと行動が矛盾するとき
  • 面倒さが強いとき
  • 逃げたくなるとき

に起きやすくなります。

「つじつま合わせ」は短期的には楽でも、長期的には大変な苦労と苦痛を伴います

コンコルド効果(埋没費用効果)


コンコルド効果(英語:Concorde effect)とは、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資や努力をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資や努力を惜しみ、やめられない状態を指す認知バイアスです。

別名「埋没費用効果(英語:sunk cost effect)」とも呼ばれます。

ピグマリオン効果


ピグマリオン効果(英語:pygmalion effect)とは、期待によって学習・成績・成果が向上する認知バイアスです。

他者からの期待値がその後の成長を決定づける大きな要因のひとつになると考えられています。

「教師期待効果」「ローゼンタール効果」とも呼ばれます。

観察者バイアス


観察者バイアス(英語:observer bias)とは、観察者が期待することばかり評価の対象として意識してしまい、それ以外のことは評価を低くしたり、見過ごしてしまう認知バイアスです。

二重盲検法は、観察者も実験対象者もどの薬が本物かわからないようにされており、観察者バイアスが入り込まないように設計されている研究方法です。

  • 自信
  • 過剰なプレッシャー
  • 焦り
  • 失敗したくない思い
  • 成功したい思い

が強くなればなるほど、このバイアスが起きやすくなる傾向があります。

自己奉仕バイアス


自己奉仕バイアス(英語:Self-serving bias)とは、成功を自分の内的要因に帰属させ、失敗を外的要因に帰属させる認知バイアスです。

「成功は自分のおかげで、失敗は他人のせい」といった都合の良い解釈などが代表的です。

集団にて同様なバイアスが働くことを「集団奉仕バイアス」といいます。

類似しているものとして、自尊心の拠り所になっている分野の能力が平均以上だと信じる「自己高揚バイアス(英語:Lake Wobegon effect)」や試験の前に「全然勉強していない」「今日は体調が悪い」などの予防線を張ったり、言い訳の材料を獲得する「セルフ・ハンディキャッピング(英語:Self-handicapping)などがあります。

自己中心性バイアス


自己中心性バイアス(英語:Egocentric bias)とは、自分が持っている知識を基準に他人の心または自分の記憶を都合の良いように解釈・改変してしまう認知バイアスです。

プライドが高い、承認欲求が強い人に多い傾向があります。

「自分はこんなに頑張ているのに~」「誰々は○○しない」と思ったり、発言したりする時もこのバイアスが働いています。

私たちは自分で思っている以上に自己都合で解釈したりしているものです

一貫性バイアス


一貫性バイアス(英語:consistency bias )とは、時間的な一貫性を見出し、勝手な解釈・改変してしまう認知バイアスです。

  • 過去こうだったから今後もこうなる
  • この人は○○だから過去も○○だっただろう
  • ○○に報告するとまた同じ態度だろうな

といったような事柄をさします。

一時的なものまで一貫性を見出してしまうと、誤った偏見となってしまいます。

連言錯誤


連言錯誤(英語:Conjunction fallacy)とは、一般的な状況よりも「より限定された特殊な状況」の方が、事実らしいと信じ込む認知バイアスです。

簡単に言えば、いろいろな事情を並べていくと「それっぽく」思えてしまう現象です。

連言(れんごん)とは「~かつ~」という言葉に代表する意味で、情報を加えていけばいくほど説得性を増していいくものです。

「合接の誤謬(ごうせつのごびゅう、英語: conjunction fallacy)」と呼ばれることもあります。

保守性バイアス


保守性バイアス(英語:(Conservatism Bias)とは、新しい情報や事実をすぐに受け入れられず、もともと持っていた考え予測に固執してしまう認知バイアスです。

自分のやり方以外は正当に評価できず、偏った偏見から否定してしまうこともあります。

投影バイアス


投影バイアス(英語:projection bias)とは、現在の状況をそのまま未来に投影して予想してしまうことや自分の「他人も自分と同じ意見だ」と勝手に投影して予想してしまうような認知バイアスです。

推測できることもありますが、やはり相手の考えは相手から聞くことが大切ですね

同調バイアス


同調バイアス(英語:Majority bias)とは、他者や大多数の人たちに合わせてしまう、同調してしまう認知バイアスです。

功を奏すこともありますが、大多数の人間が大きな過ちを犯すこともあり、注意が必要であったりします。

生存者バイアス


生存者バイアス(英語: survivorship bias)とは、ある特定の出来事や手段などを評価する際に、最終的に生き残った一部のみをもって判断してしまう認知バイアスです。

内集団バイアス

内集団バイアス(英語:in-group bias)とは、内集団(自分が所属する集団)を他の集団よりも高く評価したり、外集団(自分が所属しない集団)を不当に低く評価するような認知バイアスです。

集団の単位は、自分の友人グループのみならず、同じ学校、同じ出身、国、民族なども含みます。

外集団との損得などの利害関係や争う勝負事がなければ、外集団に寛容になれ、内輪びいきする可能性は低くなります。

これを「現実的葛藤理論」といいます。

バンドワゴン効果


バンドワゴン効果(英語:bandwagon effect)とは、ある選択肢を多数が支持している場合、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果をもたらせる認知バイアスです。

「人が持っているものが欲しくなる」「人気があるものに興味が出る」といった場合が該当します。

人気者がより人気がでるものもこの効果によります。

スノッブ効果


スノッブ効果(英語:snob effects)とは、「人とは違うものが良い」「みんなが持っているならいらない」といったバンドワゴン効果の逆の効果を示す認知バイアスです。

自分を差別化したい欲求から生まれる効果です。

正常性バイアス


正常性バイアス(英語:Normalcy bias)とは、自分に都合の悪い情報を無視したり、過小評価する認知バイアスです。

「今回も大丈夫」「自分は絶対大丈夫」と判断して逃げ遅れる問題の多くはこのバイスが関係しており、「恒常性バイアス」「正常化の偏見」とも呼ばれています。

現在バイアスとは


現在バイアス(英語:Present bias)とは、将来得られる利益は少なく感じ(過小評価)、目の前の利益は多く感じる(過大評価)認知バイアスです。

将来のことは抽象的に感じ、現在のことは具体的に感じる傾向でもあります。

ダイエットや夏休みの宿題などで感じたことのある「今日はまあいいか」といった「先延ばし」などが特徴的です。

後知恵バイアス


後知恵バイアス(英語:Hindsight bias)とは、ある出来事が発生した後に、この出来事は予測可能だったと考える認知バイアスです。

「やっぱり嫌なきがしたんだよな」「やっぱりやめておけばよかった」「だから言ったじゃん」といった後付けが該当します。

自分の選択が好ましい結果を生まなかったときに起きる言い訳みたいなものです。

代表性バイアス


代表性バイアス(英語:representativeness bias)とは、物事を判断する際に、代表的なイメージに影響されて判断してしまう認知バイアスです。

新たな情報が加わってもその「代表的なイメージ」から逃れられず、誤った解釈や判断をしてしまうこともあります。

経験則(ヒューリスティック)に基づいた同様の認知バイアスを「代表性ヒューリスティック(英語:Representative Heuristic)」といいます。

現状維持バイアス


現状維持バイアス(英語:status quo bias)とは、未知の恐怖の回避や損失の回避などが働き、現状をそのまま保持しようとする認知バイアスです。

現状を変える方が明らかに有益でも、変化を起こせなくなってしまうことやせっかくの成功のチャンスを潰してしまうこともあります。

保有効果(授かり効果)


保有効果(英語:endowment effect)とは、所有した物や今の環境を高く評価し、手放すことや環境が変化することを損と捉えてしまう認知バイアスです。

自分の持ち物や環境、心理状態などに愛着があると捉えることもできます。

プロスペクト理論では利益を得ようとするとき「確実に手に入る」ことを優先し、損失は「最大限回避する」ことを優先する法則があります。

プロスペクト(英語:Prospect)とは、「期待」「予測」「見通し」といった意味があります。

損失回避性


損失回避性(英語:loss aversion)とは、得するよりも損する方を嫌い回避したり、少しの損失でも本来の数値より強く損を感じてしまう認知バイアスです。

「これをすると10万円得ですよ」という情報と「これをしないと10万円損しますよ」という情報では、損してしまう情報の方が重要視してしまう傾向があります。

「損失回避の法則」とも呼ばれます。

プロスペクト理論では、研究調査によって「人間は、利得よりも損失を2.5倍くらい大きく感じる」ことがわかっています。

ダニング・クルーガー効果


ダニング・クルーガー効果(英語:Dunning-Kruger effect)とは、能力の低い人ほど、自分の発言・容姿・行動などを実際よりも高く評価する「優越の錯覚」が起きる認知バイアスです。

心理学者のダニングとクルーガーが提唱したことからダニング・クルーガー効果と呼ばれています。

結果を伴わない自信過剰な状態が代表的ですが、より一般的な事例として「わかったつもり」があります。

独学であったり、周囲をイエスマンで固めたりしてしまうと客観的なフィードバックが得られず、いつの間にかこの認知バイアスの影響を受けてしまうことがあります。

ダニングとクルーガーが行った実験では、以下の4つの特徴がみられることが明らかにされました。

  • 自分の能力不足を認識できない
  • 自分の能力の不十分さを認識できない
  • 他人の能力を正確に推定できない
  • 訓練を積んだ後であれば、自分の能力不足を認識できる

能力が高い人ほど他人の能力を認めることができるため、自分を謙虚に評価するという現象が起こります

フレーミング効果


フレーミング効果(英語:framing effect)とは、表現方法や質問方法によって相手の意思決定が変わってしまう認知バイアスです。

「100人中5人はうまくいかない」という情報表現と「成功率95%」という情報表現だと同じ内容でも意思決定に大きな差が生まれてしまいます。

フレーミングとは本来、写真や絵画の制作においてフレームの位置や大きさなどを検討・決定することをいいますが、この場合は心理的な「心的構成」のことを指します。

ピークエンド効果


ピークエンド効果(英語:peak–endeffect)とは、ある出来事を経験した際に、一番印象的(ピーク)だったことと、その出来事の終わり(エンド)がどうだったかで出来事全体の印象を決める認知バイアスです。

ピークやエンド以外の情報がなくなるわけではないですが、参照されにくい特徴があります。

「終りよければすべてよし」という言葉もこのピークエンド効果があるからこそ生まれた言葉です。

カウンセリングではこのような偏った記憶の認知を見つけることが大事です

初頭効果


初頭効果(英語:Primacy Effect)とは、最初に与えた情報がその後の情報に影響を与える認知バイアスです。

第一印象が大事と言われる所以になっています。

ハロー効果


ハロー効果(英語:halo effect )とは、目立ちやすい特徴によって、全体の評価まで変わる認知バイアスです。

外見のよい人が信頼できると思ってしまったり、ある専門家が他の領域の知識についても信頼できると勝手に判断したりしてしまうものです。

別名「光背効果」「ハローエラー」といいます。ハローとは、聖人の頭上に描かれる光輪のことを指します。

特定の評価が高いと全体の評価も高くしてしまうポジティブなものもあれば、特定の評価が低いと全体の評価まで低くなってしまうネガティブなハロー効果もあります。

ハロー効果が逆に作用する「逆ハロー効果」もあります。

逆ハロー効果は、「外見の良さを利用して○○するなんて」といった逆効果になってしまう場合が該当します。

アンカリング効果


アンカリング効果(英語:Anchoring effect )とは、最初に与えられた情報や数値(アンカー)を基準としてしまい、意思決定が左右されてしまう認知バイアスです。

自分で選んでいると思っていることも、実はアンカーに影響されていることも少なくありません。

別名「係留効果」と呼ばれたりします。

バーナム効果


バーナム効果(英語:Barnum effect )とは、誰にでも当てはまるようなことを、あたかも自分に当てはまると感じてしまう認知バイアスです。

占いなどでよく見られる現象で、「見抜かれたい欲求」や「理解されたい欲求」と関連があります。

情報バイアス


情報バイアスは、あきらかに不要な情報も必要だと思い込んで集めてしまったり、医療研究などにおいて対象者から必要な情報を得るときに生まれる情報の偏りなどの認知バイアスです。

  • 質問者の先入観が入ってしまう「質問者バイアス」
  • 過去の事象の思い出しやすさの違いによって回答に差が出てしまう「思い出しバイアス」
  • 疾患がある人が家族の疾患にも気づきやすいために生まれる偏り「家族バイアス」
  • 回答者が意図的に回答を変えてしまうことで生まれる「報告バイアス」

などがあります。

楽観主義バイアス


楽観主義バイアス(英語:optimism bias)とは、好ましいことが起こる確率を過大評価し、好ましくないことが起こる確率を過小評価する認知バイアスです。

ネガティブよりポジティブが好まれる傾向から多くの人が持っているバイアスですが、過剰になることで問題になることもあります。

なんでも「大丈夫!!大丈夫!!」としてしまうことによって病気の発見の遅れ、経済的損失、リスク回避ができないなど大きな問題に発展してしまうことがあります。

また調子が良い時は、「またいいことが起きるだろう」と無意識的に楽観的になることもあり、慎重さや謙虚さに欠けることがあります。

楽観主義(ポジティブシンキング)は大切ですが、行き過ぎた楽観主義には注意が必要です。

悲観主義バイアス


悲観主義バイアス(英語:Pessimism bias)とは、悲嘆したり、落ち込んでいる時に「さらに悪い事が起きる」と思ってしまう認知バイアスです。

好ましいことが起こる確率を過小評価し、好ましくないことが起こる確率を過大評価してしまいます。

楽観主義バイアスの反対に当たる認知バイアスですが、こちらも過剰になるほど問題になっていきます。

ポジティブな情報よりもネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つことを「ネガティビティ・バイアス(英語:negativity bias)」と言ったりします。

「このバイアスのせいでこんなにネガティブになっていたんだ」という認識が助けになることがあります

おわりに


いかがだったでしょうか?

できるだけ多くの認知バイアスを紹介しました。

無意識的に認知バイアスの影響を受けていることを知っていることによって、いろいろ冷静に判断できることが増えるかもしれません。

ご覧頂いている方に少しでもお役に立てれば幸いです。


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記事監修
公認心理師 白石

「皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思っています」

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