この記事では「プレマックの原理」について簡潔に書いていきたいと思います。

プレマックの原理とは何か?


プレマックの原理(英語:Premack principle)とは、心の理論の提唱者でもあるデイヴィッド・プレマックが提唱した理論で、高頻度で生起する行動は低頻度で生起する行動を強化するというものです。

高頻度で生起するものとは、好きなことなど自発的にしたくなるような行動であり、低頻度の行動は嫌いな行動という理解でいいと思います。

勉強をやったらゲームやスマホで遊んでいいよというように低頻度行動のあとに高頻度行動を入れることで、低頻度行動を実行させる・増やす(強化)ことができるということです。

これはお家の教育でよく用いられているでしょうし、教育や療育の現場でもよく用いられます。

目先の嫌な出来事や苦痛を乗り越えれば、好きなことができるという理解によって報酬を得ることを先延ばしにできます。

ここまでは強化でのプレマックの原理になりますが、弱化もあります。

それは問題行動を行うと嫌な行動をしないといけないという組み合わせにすると、問題行動が減る(弱化)ことが起きます。

ただ実際にはあまり弱化は用いることが推奨されない場合も多くありますので、一般的には強化として用いることが多いと思います。

自分自身にプレマックの原理を適応する


学校や会社などで応用されることが多いプレマックの原理ですが、自分自身へ適応していくことも可能です。

もうすでにしているかたもいるかもしれませんが、○○が終わったら、好きな○○をするということを連結させることです。

食べ物や報酬でもいいのですが、このプレマックの原理では、「好きな行動」が重要です。

嫌いな行動のあとに好きな行動を入れること、連結させていくことがポイントなのです。

大きな枠組みでは、平日会社に行ったら週末お休みがあるというようなことですが、午前中これをやったらお昼は○○をしようといった見通しとワクワク感、スケジューリングによって毎日が少し豊かになることもあるかもしれませんね。

ぜひ自分なりに楽しみながら「プレマックの原理」を適応してみてくださいね。

記事監修
公認心理師 白石

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